令和6年能登半島地震被災者支援事業~輪島市門前町清水第1団地及び道下第2団地集会所でICTを活用した被災者支援活動(7)~

2024年8月23日(金)10:38

 

 

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)は、令和6年能登半島地震被災地、主に、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み」を実施しています。

BHN北陸事務所のPC/エリアマネージャー:坂下 武吉氏が中心となって、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等約11カ所を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設する計画で、当該市役所担当課及び当該仮設住宅団地自治会役員等に対する現地調整業務を慎重に実施してきました。現地調整業務を完了した市町毎に「BHNパソコンコーナーの開設作業フェーズ」に移行しています。

BHN北陸事務所では、これまでに、2024年6月1日(土)、珠洲市内の仮設住宅団地集会所3カ所(珠洲市宝立町第1団地、珠洲市蛸島町第1団地、珠洲市正院町第1団地)にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。2024年6月7日(金)、穴水町内の仮設住宅団地集会所2カ所(穴水町由比ヶ丘団地第1集会所及び第2集会所)にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。2024年7月19日(金)、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所(輪島市町野町第2団地及び輪島市門前町道下第1団地)にBHNパソコンコーナーの開設作業(輪島市内で第1弾目)を実施しました。

BHN北陸事務所では、2024年8月16日(金)、輪島市門前町清水第1団地及び道下第2団地 仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業(輪島市内で第2弾目)を実施しました。

なお、BHNパソコンコーナーの構成品は、「ドコモ5G Wi-Fiルーター home5G HR02、小型ノートパソコン、カラープリンター、印刷用インク・印刷用紙、CO2センサー、テーブル・イス、収納箱、各種説明資料等」です。

BHN北陸事務所では適宜巡回設備点検及び活用相談を実施していきます。併せて、地域ごとの被災者要望を加味しながら、①小規模ICT研修会、②ICT健康体操会、③復興段階を迎えた被災地(広島、熊本、宮城等)とのネット交流会等を検討していきます。

 

 

■輪島市内2カ所の仮設住宅団地集会所においてBHNパソコンコーナーの開設作業

 

2024年8月16日(金)、BHN北陸事務所(姉﨑 幸雄氏、坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏)は、輪島市内2カ所の仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。なお、BHNパソコンコーナー開設に伴う現地調整業務に関して、輪島市建設課まちづくり推進課(課長補佐 松下氏)に大変お世話になりました。

 

●輪島市門前町清水第1団地集会所おいてBHNパソコンコーナーの開設作業

2024年8月16日(金)午前、輪島市門前町清水第1団地(戸数:69戸、着工日:2024年2月5日、完成日:2024年3月26日、住所:〒927-2175石川県輪島市門前町清水7の1、門前総合運動公園)の集会所にBHNパソコンコーナーを開設しました。

 

輪島市 門前町清水第1団地 配置図と掲示板
掲示板にはBHNの能登半島地震被災者支援活動内容を紹介
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市 門前町清水第1団地
集会所内部の様子
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市 門前町清水第1団地
BHNパソコンコーナー開設作業の様子
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市 門前町清水第1団地
BHNパソコンコーナーの開設作業は忽ち完了しました
BHN北陸事務所(左から坂下 武吉氏、中川 敏弘氏、荒川 修司氏)
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市 門前町清水第1団地 BHNパソコンコーナーの構成品
説明書、アイムライト、パソコン、5GWi-Fi、カラープリンター
テーブル、イス2脚、予備品収納箱(インク、印刷用紙)
(2024年8月16日撮影)

 

●輪島市門前町道下第2団地集会所においてBHNパソコンコーナー開設作業

2024年8月16日(金)午前、輪島市門前町道下第2団地(戸数:68戸、着工日:2024年3月4日、完成日:2024年6月3日、住所:〒927-2164石川県輪島市門前町道下7の1、門前西小学校グラウンド)の集会所にBHNパソコンコーナーを開設しました。

 

輪島市門前町道下第2団地の配置図
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市門前町道下第2団地集会所の概観
掲示板にはBHNの能登半島地震被災者支援活動内容を紹介
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市門前町道下第2団地集会所
BHNパソコンコーナー開設作業の様子
(2024年8月16日撮影)

 

輪島市門前町道下第2団地集会所
BHNパソコンコーナー開設作業はあっという間に完了しました
BHN北陸事務所(左から坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏)
(2024年8月16日撮影)

 

 

■BHN北陸だより(BHN北陸事務所)

 

BHN北陸事務所では、令和6年能登半島地震被災者支援事業の進展に合わせて、BHN北陸だよりを発行しながら事業を推進しています。

 

BHN北陸だより「輪島市の2カ所(第2弾)でICT環境を構築」
(2024.8.16第7号)

◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

なお、BHN既設事務所(宮城、熊本、広島)では、これまでの国内災害被災者支援活動で活用した既得通信設備(パソコン、タブレット、プリンター、Wi-Fi端末、CO2センサー等)をBHN広島事務所へ集結して新しい国内災害の発生に備えてきました。

そして、令和6年能登半島地震被災者支援事業を担当するBHN北陸事務所に対し、BHN広島事務所(所長:福田 卓夫氏)氏が中心となった「広域災害後方支援活動」を発動して対処してきました。

BHN広島事務所では、2024年8月6日午前、「島根県大田市北三瓶まちづくりセンター」において、令和6年能登半島地震被災者支援事業、被災者支援活動用ICT機器合計3セット分(前回予め準備を完了していた2セット分+今回新規追加1セット分)の確認・箱詰め作業を実施しました。その際、北三瓶まちづくりセンターのパソコン・スマホ研修生の皆さまに協力を頂いて実施し、第4回目の発送業務を完了しました。

BHN北陸事務所では、2024年8月7日夕方到着した被災者支援活動用ICT機器3セット分から2セットを活用して、2024年8月16日、令和6年能登半島地震被災地、石川県輪島市に開設された仮設住宅団地集会所(2カ所)、輪島市門前町清水第1団地及び道下第2団地 仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業(輪島市内で第2弾目)、を実施しました。

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)では、新しい工夫を加えながら、引き続き、石川県輪島市に建設された仮設住宅団地・集会所等を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設・運用する計画で慎重に作業を進めていきます。なお、BHN北陸事務所では、今回追加して到着した1セット分と予め到着していた1セット分を活用して、輪島市内で第3弾目の仮設住宅団地集会所BHNパソコンコーナー開設作業に備えています。

 

これまでの活動状況は以下のページをごらんください。

令和6年能登半島地震被災者支援事業

 

 

令和6年能登半島地震被災者支援事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

――――――――――――――――――――
*緊急時の人道支援フェーズ BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「2024年1月1日~終了時期は未定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を実施しています。
――――――――――――――――――――
*生活向上のための支援フェーズ  BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「開始時期未定~2027年3月31日(期間延長あり)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を実施しています。
――――――――――――――――――――

 

     

寄付をする