令和6年能登半島地震被災者支援事業~輪島市門前町道下第1団地集会所、2回連続スマホ研修会開催(6)~

2024年8月21日(水)15:40

 

 

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)は、令和6年能登半島地震被災地、主に、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される大規模仮設住宅団地・集会所等を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み」を実施しています。

BHN北陸事務所のPC/エリアマネージャー:坂下武吉氏が中心となって、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等約11カ所を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設する計画で、当該市役所担当課及び当該仮設住宅団地自治会役員等に対する現地調整業務を慎重に実施してきました。現地調整業務を完了した市町毎に「BHNパソコンコーナーの開設作業フェーズ」に移行しています。

BHN北陸事務所では、これまでに、2024年6月1日(土)、珠洲市内の仮設住宅団地集会所3カ所(珠洲市宝立町第1団地、珠洲市蛸島町第1団地、珠洲市正院町第1団地)にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。2024年6月7日(金)、穴水町内の仮設住宅団地集会所2カ所(穴水町由比ヶ丘団地第1集会所及び第2集会所)にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。そして、2024年7月19日(金)、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所(輪島市町野町第2団地及び輪島市門前町道下第1団地)にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。

BHN北陸事務所では、開設したBHNパソコンコーナーに対し適宜巡回設備点検及び活用相談を実施していきます。併せて、地域ごとの被災者要望を加味しながら、①小規模ICT研修会、②ICT健康体操会、③復興段階を迎えた被災地(広島、熊本、宮城等)とのネット交流会等を検討していきます。

 BHN北陸事務所は輪島市において最初のスマホ研修会を計画しました。今回、開催対象とした輪島市門前町道下第1団地は279世帯が入居する巨大な仮設住宅団地です。そこで、2024年8月4日及び12日、2回のスマホ研修会を連続して計画・実施しました。

 

輪島市門前町道下第1団地集会所
2回のスマホ研修会開催案内チラシ
(集会所へ掲示して案内)

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■輪島市門前町道下第1団地において、1回目スマホ研修会を開催

 

2024年8月4日、輪島市門前町道下第1団地集会所において、はじめてのBHN北陸事務所主催スマホ講座を開催しました。開催にあたり、第1団地代表の奥様・上岡元子様よりご挨拶を頂戴しました。この日のスマホ研修会は、主任講師は姉﨑 幸雄氏、補助講師は坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏が担当しました。BHNテレコム支援協議会の能登半島地震被災者支援活動の紹介から始めました。参加者数は11名でした。

 

輪島市門前町道下第1団地
団地代表の奥様・上岡元子様よりご挨拶を頂戴しました
(2024年8月4日撮影)

 

BHN北陸事務所で準備した2種類のスマホ講座用テキスト、①スマホ講座テキスト(1~7 スマホ操作の基本)、②スマホ講座テキスト(8~10 災害時のスマホ活用、地震)を活用しながら、研修をスタートさせました。輪島市での最初のスマホ研修会は、皆さん少し緊張気味でした。

 

輪島市での最初のスマホ研修会
少し緊張気味にスタートしました
(2024年8月4日撮影)

 

スマホ研修会の中で、小型LEDライト(アイムライト)を組み立てていただきました。完成した「アイムライト」は、被災者生活の中で役立てていただきますよう皆さまに持ち帰っていただきました。

 

スマホ研修会の中で
小型LEDライト(アイムライト)を組み立てました
(2024年8月4日撮影)

 

スマホ研修会の最後には、テレビ画面を見ながら座ってできる体操を楽しみました。輪島市での最初のスマホ研修会は、すっかり打ち解けた雰囲気になりました。

 

スマホ研修会の最後には、
テレビ画面を見ながら座ってできる体操を楽しみました
(2024年8月4日撮影)

 

 

■輪島市門前町道下第1団地において、2回目スマホ研修会を開催

 

輪島市門前町道下第1団地集会所において、2回目のスマホ研修会を開催しました。この日のスマホ研修会は、主任講師は姉﨑 幸雄氏、補助講師は坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏が担当しました。途中からの飛び入り参加者も含めて、参加者数は11名でした。

輪島市門前町道下第1団地集会所には図書コーナーが整備されていました。BHNパソコンコーナーは、図書コーナーの奥側に開設しています。2日目のスマホ研修会は最初から打ち解けて始まりました。スマホ研修室内には「鉢植えの花」を準備しました。

 

輪島市門前町道下第1団地集会所には
図書コーナーが整備されていました
(2024年8月12日撮影)

 

2日目のスマホ研修会は
最初から打ち解けて始まりました
(2024年8月12日撮影)

 

スマホ研修用素材として「鉢植えの花」を準備しました
(2024年8月12日撮影)

 

2日目のスマホ研修会では、あちこちから質問が飛んできました。2日間のスマホ研修会は大好評でした。

 

2日目のスマホ研修会では、
あちこちから質問が飛んできました。
(2024年8月12日撮影)

 

この日もスマホ研修会の最後には、座ってできる体操を楽しみました
(2024年8月12日撮影)

 

 

■準備したスマホ講座テキスト(BHN北陸事務所)

 

BHN北陸事務所では、2種類のスマホ講座用テキスト、①スマホ講座テキスト(1~7 スマホ操作の基本)、②スマホ講座テキスト(8~10 災害時のスマホ活用、地震)を準備しました。

 

● BHN北陸事務所 スマホ講座テキスト(1~7 スマホ操作の基本)

 

● BHN北陸事務所 スマホ講座テキスト(8~10 災害時のスマホ活用、地震)

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■BHN北陸だより(BHN北陸事務所)

 

BHN北陸事務所では、令和6年能登半島地震被災者支援事業の進展に合わせて、BHN北陸だよりを発行しながら事業を推進しています。

 

BHN北陸だより「輪島市での初めてのスマホ講座、大好評」
(2024年8月12日第6号)

◆画像をクリックするとPDFが開きます◆

 

なお、BHN既設事務所(宮城、熊本、広島)では、これまでの国内災害被災者支援活動で活用した既得通信設備(パソコン、タブレット、プリンター、Wi-Fi端末、CO2センサー等)をBHN広島事務所へ集結して、新しい国内災害の発生に備えてきました。

そして、BHN北陸事務所が担当する令和6年能登半島地震被災者支援事業に対し、BHN広島事務所(所長:福田卓夫氏)氏が中心となった「広域災害後方支援活動」を積極的に実施してきました。

BHN北陸事務所(所長:姉﨑 幸雄氏)では、新しい工夫を加えながら、引き続き、石川県輪島市に建設された仮設住宅団地・集会所等を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設・運用する計画で慎重に作業を進めていきます。

 

これまでの活動状況は以下のページをごらんください。

令和6年能登半島地震被災者支援事業

 

 

令和6年能登半島地震被災者支援事業
理事(プロジェクトマネジャー)
有馬 修二

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*緊急時の人道支援フェーズ BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「2024年1月1日~終了時期は未定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を実施しています。
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*生活向上のための支援フェーズ  BHN自主事業「令和6年能登半島地震被災者支援事業」、事業期間:「開始時期未定~2027年3月31日(期間延長あり)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を実施しています。
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