BHN北陸事務所（所長 : 姉﨑 幸雄氏）は、令和6年能登半島地震被災地、主に、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等を対象に、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動への取り組み」を実施しています。

BHN北陸事務所のPC/エリアマネージャー : 坂下 武吉氏が中心となって、石川県珠洲市、穴水町、輪島市等に建設される仮設住宅団地・集会所等約11カ所を対象に「BHNパソコンコーナー」を開設する計画で、当該市役所担当課及び当該仮設住宅団地自治会役員等に対する現地調整業務を慎重に実施し、現地調整業務を完了した市町毎に「BHNパソコンコーナーの開設作業フェーズ」に移行してきました。

BHN北陸事務所では、これまでに、2024年6月1日(土）、珠洲市内の仮設住宅団地集会所3カ所（珠洲市宝立町第１団地、珠洲市蛸島町第１団地、珠洲市正院町第１団地）にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。2024年6月7日(金）、穴水町内の仮設住宅団地集会所2カ所（穴水町由比ヶ丘団地第1集会所及び第2集会所）にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。2024年7月19日(金）、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所（輪島市町野町第2団地及び輪島市門前町道下第1団地）にBHNパソコンコーナーの開設作業（輪島市内で第１回目）を実施しました。2024年8月16日(金）、輪島市内の仮設住宅団地集会所2カ所（輪島市門前町清水第1団地及び道下第2団地） にBHNパソコンコーナーの開設作業（輪島市内で第2回目）を実施しました。

BHN北陸事務所では、今回、2024年9月25日(水）、輪島市山岸町 山岸町第2団地及び輪島市稲屋町 稲屋町第1団地 仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業（輪島市内で第3回目、全体で最終回）を実施しました。
なお、開設したBHNパソコンコーナーの構成品は、「ドコモ5G Wi-Fiルーター home5G HR02、小型ノートパソコン、カラープリンター、印刷用インク・印刷用紙、CO2センサー、テーブル・イス、収納箱、各種説明資料等」です。BHN北陸事務所では、今後長期間に渡って、定期巡回設備点検及び活用相談を実施していきます。併せて、地域ごとの被災者要望を加味しながら、①小規模ICT・スマホ研修会、②ICT健康体操会、③復興段階を迎えた被災地（広島、熊本、宮城等）とのネット交流会等を企画・実施していきます。

■輪島市内2カ所の仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業

2024年9月25日(水）、BHN北陸事務所（姉﨑 幸雄氏、坂下 武吉氏、荒川 修司氏、中川 敏弘氏）は、輪島市内2カ所の仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業を実施しました。BHNパソコンコーナー開設に伴う現地調整業務に関して、輪島市建設課まちづくり推進課（課長補佐 松下氏）に大変お世話になりました。
なお、今回のBHNパソコンコーナー開設作業は、2024年9月20日からの令和6年奥能登豪雨災害が発生した直後の開設作業となりました。

●輪島市山岸町 山岸町第2団地 仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業
2024年9月25日(水）、輪島市山岸町 山岸町第2団地（戸数：221戸、着工日：2024年4月8日、完成日：2024年8月16日～21日、住所：〒928-0024石川県輪島市山岸町に37、は58 市立輪島病院南側広大農地①～④）の集会所にBHNパソコンコーナーを開設しました。

輪島市山岸町 山岸町第2団地 配置図（1/2）
（2024年9月25日撮影）

輪島市山岸町 山岸町第2団地 配置図（2/2）
（2024年9月25日撮影）

輪島市山岸町 山岸町第2団地 集会所前
BHNパソコンコーナー開設用機材の運び込み作業
（2024年9月25日撮影）

山岸町第2団地 集会所に開設したBHNパソコンコーナー
（BHN北陸事務所　姉﨑氏、坂下氏、中川氏）
（2024年9月25日撮影）

山岸町第2団地 集会所に開設したBHNパソコンコーナーには
小さな「NTT北陸電友会文庫」が併設されました
（2024年9月25日撮影）

●輪島市稲屋町 稲屋町第1団地 仮設住宅団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業

2024年9月25日(水）、輪島市稲屋町 稲屋町第1団地（戸数：91戸、着工日：2024年4月24日、完成日：2024年8月31日、住所：〒928-0033石川県輪島市稲屋町1字19-1、稲屋町農地）の集会所にBHNパソコンコーナーを開設しました。

輪島市稲屋町 稲屋町第1団地の配置図
（2024年9月25日撮影）

輪島市稲屋町 稲屋町第1団地 敷地内には
令和6年奥能登豪雨による大量の土砂が残っていました
（2024年9月25日撮影）

輪島市稲屋町 稲屋町第1団地 敷地内の一部では
令和6年奥能登豪雨災害からの復旧工事が実施されていました
（2024年9月25日撮影）

輪島市稲屋町 稲屋町第1団地 集会所前
BHNパソコンコーナー開設用機材の運び込み作業
（2024年9月25日撮影）

稲屋町第1団地 集会所に開設した
BHNパソコンコーナーのお知らせチラシ掲示（BHN北陸事務所 中川氏）
（2024年9月25日撮影）

稲屋町第1団地 集会所に開設したBHNパソコンコーナー
（BHN北陸事務所 中川氏、坂下氏、荒川氏）
（2024年9月25日撮影）

■BHN北陸だより（BHN北陸事務所）

BHN北陸事務所では、令和6年能登半島地震被災者支援事業の進展に合わせて、BHN北陸だよりを発行しながら事業を推進しています。

BHN北陸だより「輪島市2カ所（最終）でICT環境を構築、穴水町での定期巡回」
（2024.9.25第11号）

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なお、BHN既設事務所（宮城、熊本、広島）では、これまでの国内災害被災者支援活動で活用した既得通信設備（パソコン、タブレット、プリンター、Wi-Fi端末、CO2センサー等）をBHN広島事務所へ集結して新しい国内災害の発生に備えてきました。
そして、令和6年能登半島地震被災者支援事業を担当するBHN北陸事務所に対し、BHN広島事務所（所長：福田卓夫氏）が中心となった「広域災害後方支援活動」を発動して対処してきました。

BHN広島事務所では、2024年8月6日午前、「島根県大田市北三瓶まちづくりセンター」において、令和6年能登半島地震被災者支援事業、被災者支援活動用ICT機器合計3セット分（前回予め準備を完了していた2セット分＋今回新規追加1セット分）の確認・箱詰め作業を実施しました。その際、北三瓶まちづくりセンターのパソコン・スマホ研修生の皆さまに協力を頂いて実施し、第4回目の発送業務を完了しました。

BHN北陸事務所では、2024年8月7日夕方到着した被災者支援活動用ICT機器3セット分から1セットを活用して、更に、過日2024年3月28日夕方、BHN北陸事務所の開所に際して第1回目の発送業務で到着していた予備機1セットを活用して、今回の開設作業に備えました。

BHN北陸事務所では、2024年9月25日(水）、輪島市山岸町 山岸町第2団地及び輪島市稲屋町 稲屋町第1団地集会所にBHNパソコンコーナーの開設作業（輪島市内で第3回目、全体で最終回）で、一連の開設作業を完了しました。

BHN北陸事務所（所長：姉﨑 幸雄氏）では、「BHNパソコンコーナー開設作業を終えた11カ所の仮設住宅団地集会所を活動拠点にして、ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化活動を推進」していきます。

これまでの活動状況は以下のページをごらんください。

令和6年能登半島地震被災者支援事業